2023年12月20日、大手自動車メーカーのダイハツで行われた衝突実験の不正行為が明るみに出て、全車種の新車販売が取り止めになりました。
ダイハツの不正問題がいかにして発覚し、内部告発者は一体誰なのか、多くの注目を集めています。
そこで、今回はダイハツの不正問題がどのように明るみに出たのか、そして内部告発者の正体についてまとめました。
ダイハツ不正問題はなぜ発覚しバレた理由
ここではダイハツの不正行為がどのように明るみに出されたかについて見ていきましょう。
報道によれば、ダイハツの不正問題が発覚したのは、グループ会社の社員が内部告発を行ったことがきっかけです。
報告書によると、不正行為は一部の作業担当者によるものではなく、むしろ組織全体に広がる風土的な不正行為が行われていたとされています。
さらに、今回の内部告発はトヨタの社員によるものだったと言われています。
というのも、過去にダイハツ社内で内部通報がなされても、監査部が直接事実確認を行うなどの措置は取られず、部署長の関係者に連絡がされるだけで、すぐにもみ消される場合があったとされています。
しかし、今回はダイハツの親会社であるトヨタの社員が内部告発を行ったため、もみ消されることはなかったと考えられます。
では、そのダイハツの不正問題発覚の内部告発者は一体誰なのでしょうか。
ダイハツ不正問題発覚の内部告発者は?
ダイハツの不正問題に関する内部告発者の正体はまだ明らかにされていません。
しかし、前述した通り、今回の内部告発者はトヨタ社員であると言われています。
ダイハツはトヨタ自動車の完全子会社であり、内部告発は親会社の社員によるものと考えられています。
告発者がどの部署や役職で働いていたのかは確定しておらず、しかし、不正データに関連するトヨタ社員であることは予想されます。特に、認証実験の現場で働く社員との関連が考えられます。
具体的な内部告発者の身元はまだ明らかではありませんが、今後の報道で新たな事実が明らかになれば、随時追記していきたいと思います。
コメント