引用元:http://geinou-resistance.info/1325.html
2016年春の選抜高校野球が始まりましたね!
なんといっても注目されるのは21世紀枠の小豆島高校野球部ですね。
まずは開会の選手宣誓をしたのと髪が長髪、メンバーが全員小豆島出身
というので気になったので調べてみました。
小豆島高校はどんな高校?
香川県立小豆島高等学校で公立の普通科の高校です。
普通科ということでほとんどの生徒が進学します。
卒業後の進路は昨年平成27年3月実績で大学進学が46% 短大進学6%
専門学校などが20%、就職が20% その他が5%の進学校です。
因みに平成28年度の偏差値は44でした。真ん中よりやや低めですね。
2017年の春には同じ小豆島にある土庄高校と統合して
「小豆島中央高校」になる予定です。
著名なOBはいるの?
小豆島高校の卒業生に著名な方がいました。
中日ドラゴンズで投手をしていた元プロ野球選手の村上義則さん、
長島茂雄選手の最後のホームランを献上した投手です。
近鉄と巨人で投手をしていた鳥坂九十九さん。
ボート選手の坂東慧子さん、東大教授の森口繁一さん、東大教授の平地健吾さん
卒業はしてない、大相撲の琴勇輝一厳さんなど多数いらっしゃいました。
[ad#co-2]野球部の監督はやり手で誰?
小豆島高校は秋の香川県大会で62年ぶりに決勝戦に進出し強豪の
高松商を延長戦の末2-1の僅差で撃破!小豆島からフェリーで応援にきた
人の期待に応えました。
この結果をもたらしたのは、32歳の杉吉勇輝監督です。
引用元:http://usamimi.pink/syoukou
この監督のプロフィールは同じ香川県の丸亀高校野球部出身で甲子園も出場。
その後慶応大野球部で活躍し、大学卒業後は都市銀行に入行。
夢であった高校野球の指導者になるために銀行を退職し、香川県の
高校教員になり、小豆島高校赴任してすぐに野球部監督になる。
当時は弱小野球部だったのをこの杉吉勇輝監督は変えていきました。
「エンジョイベースボール」を方針として丸刈りという根性主義をやめて
髪型を自由にし、科学的トレーニング理論を取り入れるために島外から
講師を招いて指導していきました。
指導も監督が押し付けるのではく、選手の自主性を重視する方法です。
月の初めに全体練習のスケジュールを選手にわたして、選手はそれに
そった練習メニューを考えていくのです。
その指導があって、2015年秋の香川県大会優勝という快挙を
成し遂げました。しかも当時の部員は12人。
30数年前の池田高校の9人よりは3人多いですが・・・
エンジョイベースボールで県大会を制覇したからすごいです。
その後の四国大会は残念ながら初戦敗退したのですが
21世紀枠での甲子園出場にこぎつけました。
感想
甲子園常連校なら、県外から野球留学など特待で引っ張ってくるのですが
小豆島高校は、島の3つの中学校から入学した全て島民のメンバーで
あるからすごいです。 部員も少なく弱小だった高校をガラリと変えた
この若き監督のエンジョイベースボールという方針が選手たちに
自主性を咲かせたところにあったのではないでしょうか?
3/21の甲子園での初試合 岩手の釜石高校との対戦では
惜しくも1-2で破れはしましたが、ここまですばらしいドラマを
演じてくれたと思います。
また、新たなドラマをもって、夏も甲子園にくることを祈っています。
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